今日のサザン

ボランティア活動作文 入賞!!

今日のサザン2015年01月27日
一般社団法人日本エステティック協会主催 「第5回ボランティア活動作文コンクール」にて トータルビューティ科2年生の牧野 江里子さんの作文が佳作に選ばれました!! 応募総数130作品(優秀賞3作品、佳作3作品) サザンとしては、なんと4年連続の入賞!! 何事にも真剣に取り組み、努力を怠らない牧野さん、 その努力の結果が、今回の入賞に繋がったのだと思います。 入賞、おめでとうございます!! では、佳作に選ばれた作文をご紹介します(^^)/ 宮崎サザンビューティ美容専門学校 トータルビューティ科 2年 牧野 江里子(宮崎商業高校出身)
題名「綺麗なお婆ちゃん」 私はこんな立派なお婆ちゃんになります。 私は、月に一度の老人ホームでのボランティア活動に足を運びました。私は今日もどんな会話をしようかいつものボランティア先へのバス中で考えていました。 老人ホームに到着し、いつもの様に施設の方々の説明を聞き、お爺ちゃんお婆ちゃんが集まってきました。一年生は、初めてのボランティア活動だったため、少しでもお手本になればと思い、更に丁寧に分かりやすくおばあちゃんに話しかけました。 しかし、今日一番目のお婆ちゃんは耳が遠いらしく、私が話しかけてもこちらに目を向けてもらえません。私は少し焦り、施設の方に話しかけて頂きました。施設の方は、「○○さん、今日は爪と化粧どっちやるの」と、大きな声で、お婆ちゃんの耳元に手を添えて分かりやすくゆっくりと話しかけました。するとお婆ちゃんの無表情は解け、少し照れながら、「好きな様にして、おまかせ。」とおっしゃいました。お婆ちゃんは少しお化粧をされていたので、何時でも眺めることのできるネイルを施すことに決めました。いつもの様に「どんなお色が好きですか」と、大きな声で施設のスタッフの方を真似てお婆ちゃんに話しかけました。ピンクが好きという事だったので、お婆ちゃんのご希望で少し派手なパッションピンクのネイルをしました。仕上がり、お婆ちゃんが目を見開きながら、「あら綺麗なピンク」とおっしゃり、私が「とってもお似合いですよ」と言うと、お婆ちゃんは嬉しそうに「あたしは一○二歳になるけど、この歳になると化粧も何もせんと思うやろ」私が頷くと、お婆ちゃんは続けて「やっぱりな、でもな、あたしはまだまだこれでも化粧はちゃんっとするのよ。すごいやろ」と、とても誇らしげにお話されました。 私が今まで施術してきたお婆ちゃん達は、「いいかな。」、「恥ずかしい。」とお化粧を拒まれたり、派手なネイルカラーは避けるおばあちゃんが多かったので、私はいつも「お洒落に年齢は関係ありません、もっとお綺麗になりましょう。」と、言ってきました。 でも、今回のお婆ちゃんは幾つになっても「お洒落は大事」と何回もつぶやくので、私は感動し、更に大きな声で「そうですよね、やっぱり思います。わたし○○さんみたいなお婆ちゃんになります、頑張ります。」と友達と話すようなペースで話してしまいました。するとお婆ちゃんは真っ赤になって、照れながら、「あはは。私みたいなしわしわよぼよぼのお洒落婆ちゃんになるのよ」と嬉しそうに大笑いしました。 私は、今回の出来事で、幾つになっても、様々な思考の方がいるのだと感じ、私がエステで接客するにあたり、もっと視野を広げる事が大事だと感じました。これから学校の勉強以外に、もっと時事ニュースや本を読み、更に知識をつけお婆ちゃんよりもお洒落で知識豊富なエステティシャンになりたいです。
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